スクール開催の試合(スクール生対象)
スクールやテニスクラブが主催する、スクール生が対象の試合となります。
初級クラス対象、中級クラス対象といった形でそのスクールのクラスでレベルが制限されているパターンが多いので、出場者のレベルにバラツキが少ないのが特徴です。
「試合に出てみたいけど何に参加したらいいか分からない」といった方にはまずは通っているスクールの試合に出てみることがおススメです!
あなたのレベルはコーチが把握してくれていると思いますので、自分のレベルにあった試合に確実に出ることができます。
本サイトのようなまとめサイトでは内々の試合は掲載していないことが多いので、詳細は各スクールへお問い合わせをしてみてください。
通っているスクールやクラブで試合が開催されているかコーチに聞いてみましょう!
スクール主催の試合(オープン)
スクールやテニスクラブが主催する試合ではありますが、スクール生でない外部の方も参加OKの試合です。外部の人でも参加できるので「オープン」という表現がされることがあります。
レベル制限がされている場合がほとんどですが、対象レベルも「オープン」の場合は本当に誰でも参加可能な試合ということになります。
対象レベルについては初級、初中級、中上級、上級、オープンなどの表現がされますが、レベル分けの定義が明確でない場合もあるので、自分がどのクラスに出れば良いか悩むケースもあるかもしれません。
試合によってはクラスの定義を明確化しているものもあるので、不安な方はそういった試合を探してみることがおススメです!
後述する市区町村や都道府県テニス協会が主催の試合ではないこのような試合が「草トーナメント」「草トー」と俗称されます。
試合に慣れてきたら外の試合にもチャレンジしてみましょう!
テニス関連団体の主催試合
こちらも俗に言う「草トーナメント」と呼ばれるものとなります。
テニス関連の事業を展開している団体や企業が開催する試合を指します。
スクールと違って自前のコートを持たないので、公営や私営のテニスコートで開催されるケースがほとんどです。
同じ主催者が様々な地域で試合を開催していたり、独自のランキング制度を導入していたりもするので、同じ主催者の試合でも色々な地域のものに出てみるという楽しみ方もできます!
市区町村テニス協会の主催試合
市区町村のテニス協会が主催する試合となりますので、上述の草トーナメントより公式試合っぽさを感じられるかもしれません。
規模感(ドロー数)も様々ですが、市区町村自体の規模であったりテニスの競技人口、参加制限の有無によって変わってきますので、過去の試合結果を確認することでどれぐらいの規模間の大会かを把握することができます。市区町村テニス協会のHPに過去の試合結果が掲載されているパターンが多いです。
出場制限の有無というのは例えば以下のようなものです。
- 在住、在勤、在学の方のみ出場可能
- 在住、在勤、在学もしくは市区町村テニス協会に登録した団体に所属している人のみ
- 外部の方でも誰でも参加可(オープン大会)
- ダブルスの片一方が在住などであればペアは誰でも可(セミオープン大会)
また以下は一例ですが、クラス分けがされているパターンも多いです。
- Aクラス(上級)、Bクラス(中級)、Cクラス(初級)
- Aクラス(誰でも可)、Bクラス(過去にAクラスで一定以上の成績をあげた人は参加不可)
詳細は各市区町村テニス協会のホームページで確認することが可能です!
都道府県テニス協会の主催試合
都道府県テニス協会の管轄試合なので、公式試合感はさらに増してきます。
もちろん市区町村管轄の試合よりも大規模になることが多く、試合によっては予選と本戦に分かれているものもあります。
出場制限の有無やクラス分けに関しては各テニス協会次第ですが、上に記載した市区町村テニス協会の例と同じような感じです。
都道府県テニス協会のAクラスの試合となると、地域の強豪校の学生やテニスコーチなど、かなりの猛者が出場してくることも往々にしてあり得ます。
都道府県によっては独自のランキング制度を実施しているところもありますので、ランキングを上げるというのが1つのモチベーションになるかもしれません。
詳細は各都道府県テニス協会のホームページで確認することが可能です!
スポーツ総括団体の主催試合
スポーツの統括団体(連盟)が主催する試合です。テニスで有名どころで言えば新体連の愛称で親しまれている「新日本スポーツ連盟」があります。
新体連では各地域で予選会を行い、年に1回新体連の全国大会を開催しています。
社会人の試合で全国大会に繋がる試合というのは多くないので、全国大会への出場を目指すことは大きなモチベーションになること間違いなしです!
日本テニス協会の主催試合
こちらは日本テニス協会(JTA)が主催する、いわゆる国内の公式試合となります。昔はJOPというサイトから申し込みを行うものだったので、今でもジョップと呼んでいる人が多いです。
国内公式大会となりますが、実は年会費と参加費さえ払えば誰でも出場することができます。
ただし年会費が3000円ほどと1試合の参加費も試合によりますが1万円前後と、公式大会の分やはり敷居は高いです。
また3セットマッチ(大会によっては1セット4ゲームのショートセット)で行られるので、1日に全試合消化するということはほぼなく、数日にかけて行われます。
何よりそのほとんどが平日に開催されるので、一般のサラリーマンの方だとなかなか出場は難しいかと思います。(稀に有給やシフトをうまく活用して出場している選手もいるにはいます。)
出場者のほとんどが、ジョップに出ることを前提に働いているテニスコーチ、学生、実業団選手、プロなどで当たり前ですがレベルはとんでもなく高いです。
一般の部以外にもベテランの部というものが存在します。
ベテランの部になると土日の大会も少し増えてきますので、一般の部に比べたらサラリーマンの方でも少しだけ参加しやすいかもしれません。
ベテラン大会の一番下のカテゴリーは35歳以上の部で、その後40歳以上の部、45歳以上の部と5歳刻みであがっていき、一番上のカテゴリーはなんと85歳以上の部です!
一般の部はもちろんのこと、ベテランの年齢別でもレベルの高さは相当なものです。しっかりと練習やトレーニングを積んで、自分のテニスに自信をもった上で参加しましょう!
まとめ
本記事では、一般の方でも参加できる試合の種類について解説させていただきました!
草トーテニス.comでは、このうち「草トーナメント」と呼ばれる試合を便利に簡単に検索することが可能で、現在は東海圏(愛知、岐阜、三重、静岡)を中心に掲載試合を随時更新中です!
是非自分にあった試合を探して腕試しをしてみましょう!